部下を定時に帰す仕事術
2020-12-28
どっちに進むか。ワクワクする方に進もう。
おはようございます。理事長の有野です。私は本が大好きです。本を読むと元気になるし、自分が経験していない過去や異業種さまざまなところにタイムスリップして体験ができるからです。「こんな考え方があるのか」「信念を貫くのは大変だ」「教えるとはどういうことか」など考えながら、自分と本の世界を行ったり来たりしています。
今回ご紹介するのは「部下を定時に帰す仕事術」著:佐々木常夫です。著者の佐々木さんは、東レ経営研究所の社長もされた方で、自閉症の子供含め3人の育児と肝臓病とうつ病に罹り40回以上入退院を繰り返した奥様を支えながら、東レの役員として仕事をしてきました。
当然、仕事も猛烈に忙しく、家庭のことも忙しく、時間をいかに有効活用してきたか、仕事に対する考え方や取り組み方がとても分かりやすく書いてありました。
本の引用をさせていただきます。 は私が感じたことです。
- 仕事は”その場”で片付けろ。
忙しい人ほど、仕事が早く終わる。 - 社内の不協和音は「謙虚さの不足」「思い込み」からなる
調和を大切にし、仲間と協働することにもつながる - 「人間力」とは、その人のいう事なら素直に聴こうと思えること
教える人の人間力が大事。 - 出世は「人間性」「能力」「努力」のバロメーターで決まる。
リーダーに求めるのは、「人間性」「能力」「努力」の3要素。
施設長をはじめ、希望するスタッフとはぜひ一緒に読みたい本です。ここに引用した以外にも、仕事に対する考えがたくさん書かれていました。今の現状を考えると響く言葉がとてもあり、「部下を定時に帰す」とありますが、結局リーダーの心がまえや立振る舞いが、仕事をしていくうえでとても大事なことだと感じます。
仕事を大事にしてくれるスタッフに感謝しています。ただ家庭もプライベートも充実させていただいて、法人の仕事を楽しんでください。