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職員インタビュー

ライフデザインボヤージュ施設長 渡邉充恵さん

ライフデザインボヤージュは、これからの生活に不安を持つ方々のための、宿泊型自立訓練施設です。生活をともにしながら自立に向けたプログラムや日々の活動を行っていく中、いつも笑顔を絶やさず利用者さんや職員をまとめ上げていく、超高速回転頭脳の持ち主、渡邉施設長にインタビューしてみました。
もともと田舎育ちで、地域のお年寄りや近所の家に自由気ままに出入りしてお茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら育ちました。美術関係の道に進みたいと思ったこともありましたが、大学進学がちょうど高齢者問題が深刻化した時期と重なり、福祉の道へ進むことを考え始めました。「心を大切にする仕事だよ」という恩師の助言もあり、精神保健福祉士になろうと決めました。
 利用者さんとは、どんなことでも本音で話せる関係づくりを大切にしています。いいことも悪いことも臆さずに話し合える関係性が最も重要だと考えているからです。心のつながりがなければ、本当に利用者さんの悩みや困りごとによりそっていくことは難しいと思います。
 精神障害を持つ方々が、地域の暮らしの中でごく自然に暮らせるようになるには、地域全体がいろいろな意味で力をつけていくことが必要です。
2年間の宿泊型自立訓練の場を通して利用者さん本人が、自分の生き方を見つめ、これからの人生について考えられる、そんな場所と時間を提供していきたいと考えています。



就労継続支援B型 ケール施設長 水地一城さん

ケールは、仕事を通じ、地域で暮らしていくためのスキルや持続力を高めていく場所。そして同じ障害や生きづらさを経験している仲間たちと助け合い、励まし合っていく場所です。ケールの頼もしく親しみやすい施設長水地一城さんにインタビューしてみました。
ケールの施設長として働き始めた頃は、まだ知識も経験も少なく、仕事の内容も現在と異なり、多くが工場の下請けの組み立て作業でした。そのため納品したものに不良が出たときなどは、厳しい経験をいくつもしました。そんな中、リーマンショックがあり、仕事の受注はより困難になりました。
 今コロナ禍の中、請負の仕事はいまだ厳しい状況にはありますが、6~7年前から新たに農作物づくりを開始。地域の方々の健康に配慮した無農薬有機野菜の栽培も手がけるようになりました。スーパーの直売コーナーでとれたての新鮮野菜を販売し、好評をいただいています。
利用者さんとは、できるだけ作業や食事をともにして、いっしょに悩み事などを話し合う時間をつくるよう心がけています。そういった気のおけない場所で、
利用者の方々に不安なく過ごしてもらい、自信をつけてもらいたい。
 将来的な目標としては、トラクターやコンバインなどの農業機械を購入し、より安全な野菜をより多く収穫し、利用者さん全員の利益につなげていきたいと思います。
 そして利用者のみなさんが、自分で働いて生活している実感を持てるような支援を志していきます。
2024年4月
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社会福祉法人蒼渓会
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