ごあいさつ
ご挨拶文
『一点の曇りもない、志し高き法人が1つぐらいあっても良いのではないか』
社会福祉法人蒼溪会は、精神障害者の支援を通じて「常に、人と地域の最幸を創造する」ことを経営理念として活動しています。
現在社会がかかえる「生きづらさ」の根源を堀さげていくと、私は「関係性」という課題にたどりつくと考えます。それは精神の病いや障害からくる生きづらさ、そこには家族や職場の同僚、友人との関係性が損なわれ、社会との関係性が途絶えてしまう人もいます。私がこの仕事をつうじて学んだのは、人や地域の関係性で傷つき、精神の病や障害をもつことになったとしても、人や地域との関係性で再び元気になり、自分らしさを発揮し、活躍していくということでした。つまり、人によって傷ついたとしても、人によって元気になるということです。
幸せの形は人それぞれ違いますが、蒼溪会は南アルプス市を中心として、山梨県、日本の精神保健福祉を変えていくために、職員一人一人が自分の役割を誠実に果たすスペシャリストとして、社会的入院「0」を実現させるために支援していきます。最幸を感じられる法人として、利用者さん職員と一緒に歩んでいます。
理事長 有野 哲章